鉛筆たて(A STORE ROBOT)



これは茉莉枝のスペシャルな鉛筆たてです。
私の大事な大事なお絵かき道具(色鉛筆)を入れるのは、
パンクス御用達のこのロイヤルミルクティーの空き缶以外に考えられないのであります!


この鉛筆たては、私の色鉛筆たちにとって、
ケータイの充電器のような役割りをします。
私はいつもお絵描きをするとき、ぎうぎうに力いっぱいお色をつけるのが大好きなので、
色鉛筆たちも相当なエネルギーを要します。
ですからまず、この充電器でいっぱいいっぱい、パンクス・エナジーを充電しておくのです。
そして、そのエナジーを画用紙の上でおおいに爆発させるのでありました。
だから、私と一緒にお絵描きしたあとの色鉛筆たちはとても疲れきってみぢかくなってしまいます。
そこでまたこの鉛筆たてにさして一晩充電するのです。
その繰り返し。


画用紙上でとくに大爆発するお色はピンク色と金色です。
私の大好きなお色たちなので、かわいさあまってこき使ってしまいます。


ところで、このミルクティーの缶のように、
私が手にするもの、見たり聞いたりするもの、出逢う人々は、
わたしに「壊す」ということを怖がらずに、
ポジティブに考えてごらん、とメッセージしてくる場合が多いのです。


ある人は、わたしにカヒミカリィの「トルネード」というお歌を教えてくださいました。
そのお歌は、
ある日、巨大な竜巻きがやってきて全てを破壊してしまうのだけれど
実は、破壊されることを人々は心の奥底では望んでいて、
何もなくなった今、新しい風が吹きはじめ、
やっと自分のあるべき姿やカタチが見えてきた、
という歌なのだそうです。


歌詞を読んでみるとその中にはこんな一節がありました。
「わたしにとって破壊は破壊ではなくてむしろ救済だ」

                 
GOD SAVE THE " MARIE" ! ! !(わあ!やっぱりつながったー!)


無から生じる有なるもの。
何もないところからわたしだけの道を作らなくちゃあ!
だから、壊すことを怖れる必要なんてない、のでありました。
そんな気持ちを毎日目にするたびに奮い立たせてくれるのが、
このパンクス鉛筆たてなのでした。
色鉛筆たちだけぢゃなくて、私にとってもとてもとても大切な充電器なのです。
まる。まる。まる。


A STORE ROBOT
http://www.astorerobot.co.jp/