たいやき(ひいらぎ)
ここ数ヶ月のあいだ、
茉莉枝は猛烈に「たいやき」がかわいく思えてしかたがないのです。
事務所に打ち合わせに行くと、
社長がときどき私におやつを用意してくれているのですが、
かつて私が社長からいただいてまいりましたおやつの中でも、
どうしてもどうしても忘れられないのが、
この、恵比寿ひいらぎの「たいやき」なのです。
ここのたいやきは30分かけて焼くそうで、
まわりの皮が普通のたいやきよりとてもかりかりに焼きあがっており、
とても香ばしいのであります。
そして中身は程よく甘い餡子が入っているのです。
が!
その餡子がなんだかとっても、
もちもちしてるいるのです!!
もち肌(?)のタイヤキなのです!
かわいすぎる・・・。
もち肌はオトメの憧れでありますからして、
私はこのたいやきのもちもち具合に、
かすかな嫉妬すらかんぢてしまったのであります。
さらに、
私はそのもちもち具合を「内に秘めたオトメゴコロ」と解釈いたしました。
(いちいち深読みしてすみません)
このたいやきはきっと、
かりかりの皮で武装し、
大事なタイヤキゴコロを隠して、
いままでありとあらゆるものと闘ってきたのです!
(毎日30分間、魚拓上の戦い)
大事な大事なタイヤキゴコロはそう簡単に人には見せないの!!!
なんていいながら。
と、
たいやき1匹だけでここまで考える私もどうかと思うのですが。
ホントどうかしちゃってるんです。
すみません。
闘うオトメ、
闘うたいやきはかっくいい!
リボンの騎士のようにたいやきにもおリボンをつけてあげたい!!
ぷにぷに
むにむに
もちもち
ひいらぎのたいやきのもちもちしたおなかに気づいてからというもの、
「たいやき」の存在そのものが大好きになってしまった私は、
現在、通販で「たいやき機」なるものを購入しようかと毎日頭を悩ませております。
ひいらぎのようなもちもちした餡子を再現することはかなわなくとも、
我が家をたいやきでいっぱいにすることはできる。
嗚呼、かわいいたいやきと一緒に暮らしたい!
水槽でたいやきを飼いたい!!!
たいやきのおなかの中に餡子だけぢゃなくって、
チョコレートやらクリームやらチーズやらやら、
納豆も入れてみたり!
モチモチしたいのであれば、
お餅だっていい!
とにかくモウなんでもかんでも、
たいやきのおなかいっぱい詰め込んで、
ぷにぷに押したいのです。
たいやきの皮の下には何が隠されているか分からないのです。
私はそんなたいやきの秘めたるタイヤキゴコロを、
ぷにぷに
つんつん
つついて
ひやかしたいのであります!!!!
ちなみにこの写真のたいやき、
餡子が頭から飛び出してますが・・・
一生懸命隠したはずの秘密(餡子)が漏れてるところが、
完璧すぎない、たいやきのかわいいところでもあるのでした。