MATCHBOX SHRINES
NY編 最終回
こちらは、
チェルシー からグリニッチ・ビレッジへ向かってお散歩途中にふと立ち寄った、
小さなセレクトショップ「Arleen Bowman Boutique」というお店で見つけた、
かわいいかわいいマッチ箱です。
私は王冠モチーフのものが大好きなので、
きらきらかわいくデコレイトされたこのスペシャルなマッチ箱を見つけると、
一目散にその場に駆け寄りました。
そしてそっと手にとり、中身をのぞいてみました。
すると中には、
砂が入った透明なカプセルと、小さなお人形、ターコイズと小豆(?)が入っておりました。
さらにメッセージ入りの小さな紙切れが1枚。
その紙切れには、こう書かれておりました。
" success comes in cans not can'ts "
最初、この文を読んだ時はうまく日本語に直せなくて、
「はてな?」な気持ちで考え込んでしまったのですが、
日本語に訳さないで英語の雰囲気だけで考えてみましたら、
たぶんこれは、
can(缶)とcan't(不可能)とで言葉遊びをしてるようなのです。
上手に訳すことができないのですが、
だいたいこんな感じでしょう。
成功は、缶(cans) (「できる(can)」という強い意志) の中にやって来る。
「できない」(can't) と思えばできない。
ふだんからことば遊びが大好きな私はこのユーモラスな英語のことば遊びと、
(英語のことば遊びもたのしい!)
この文に込められた深い深い意味に感激してしまいました。
NYの街で偶然手に取った、このかわいい王冠(くうぃーん!)マッチには、
NYから茉莉枝への大きなお土産となるような、
すてきな「ことば」が閉じ込められていたんですもの!
ちなみにこのマッチ箱はSHRINES BOXというらしく、
幸運を運んでくれるラテンアメリカのお守りなんだそうです。
日本に帰ってきてから、
このSHRINE BOXに入っていたことばを詳しく調べていたら、
こんなすてきな訳がでてきました。
「“I can't!”(できない)と言う前に、
“How can I do it?”(どうやったらできるだろうか?) と考えよう。
きっとひとつひとつの缶(can)が積み重なって、大きなものを創りあげることができるはず。」
私は今回のNY旅行で、決心しました。
たくさんの can(小文字 缶)積み重ねて、いつかおっきなCAN(大文字 缶)を創れるような、
「できる子(おCANな娘。)」になれるようにがんばります!!!
むむ!おぬし・・・できるな?
きゃんきゃん!
Arleen Bowman Boutique
http://nymag.com/listings/stores/arleen_bowman_boutique/