ギターマンドリン



こちらは私の、かわいいスペースギター。
ダンエレクトロ社のギターマンドリンです。


茉莉枝がギターを弾きはじめたのは約10年前。
この子は我が家にやってきた3本目のギターです。
まるでさぞかしギターが弾けるような口振りなのですが、
驚くことに!!!
パワーコード(主にロックでのごく基本的なコード)さえ、
危うい感じなのであります。


「ギターと一緒に寝れば必ずうまくなる」、
とギター弾きの友人に言われ、
文字通り、一緒に寝てみたりもしたのですが、
それでも一向にうまくはなりませんでした。
(弾きながら寝てしまうくらい練習しなさい、ということでした・・・。)


このギターを購入した理由は、
私の好きなアーティストさんが同じギターを使っていたこと、
ギターのラメラメ具合と形と音がかっこいいこと、
そして友人から、
「茉莉枝ちゃんがこのギター弾いてたら、『宇宙まで』飛んでいけそう!」、
という言葉をいただいたが故、であります。
正確にいえば、この言葉が一番の決め手でした。


そうなんです!
私は「世界」より「宇宙」が好きなんです。
だって世界は悲しいくらいにちっぽけなんですもの。
広い広いどこまでも広くつづく、
それこそ、それは「永遠」の空間なのかもしれない宇宙に、
私はいつも、巻き込まれていたい、と思うのです。
それが一体なんだかわからなくても、です。
広がりつづける宇宙を私は追いかけなくちゃいけないのであります。
立ち止まったら私と宇宙の距離は広がる一方なのです。
ちっぽけな世界の、ちっぽけな私、ですが・・・
追いかけなくちゃいけないのであります。


星屑がいっぱい散りばめられた私のロケット(ギター)は、
今日も不協和音を響かせながら、
宇宙の果てを目指して飛び続けるのであります。


もう少し練習したら、今よりまっすぐ飛べるようになるかしら。
燃料不足!